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寒波の影響が続く中、山陰両県のスキー場ではこの寒さに期待しています。
鳥取県若桜町のスキー場では、今シーズン雪に恵まれ、22日からの3連休に大きな期待を寄せています。ただその一方で「降りすぎた」雪に頭を悩ませる事態も起きています。
作野俊介記者:
氷ノ山のスキー場です。雪の量は十分で、雪質はさらさらのパウダースノーとなっています。
若桜町の氷ノ山スキー場では、今回の寒波でさらに積雪が増え2メートル50センチに。厳しい冷え込みでパウダースノーとなり、ゲレンデは絶好のコンディションです。
利用客:
何回も来てるけど、これまででこんなに積もってるのは初めて。雪質が良く滑りやすいです。さらさらパウダースノーで最高です。
利用客:
ふかふかで気持ちいいです。楽しいです。
アルパインヒュッテ・山根政彦さん:
タイミングよく雪も降ったので、22日からも雪が降り続くと聞いているので、パウダースノーを楽しんで頂けると思う。
このスキー場では、2024年12月21日のオープンから雪に恵まれ、客足は順調。来場者数は、シーズン途中ですでに昨シーズン全体の1.5倍に増えたということです。燃料費や電気代の高騰で、営業時間の短縮やリフト券の値上げを余儀なくされるなど厳しい経営がつづく中、22日からの3連休の集客に大きな期待を寄せていますが…。
アルパインヒュッテ・山根政彦さん:
スキー場は雪が多くても大丈夫だが、ここまでのアクセス、駐車場もどんどん狭くなっていってるような状況で、多く降ると少し大変です。
一晩で一気に雪が積もった場合、コースの整備やリフト周辺の除雪に時間がかかり、営業に支障が出る恐れも。雪不足から一転して雪に恵まれたスキー場。ここでもほどほどの雪を願っています。