しばらく曇りや雨の日多く 雷雨も 雨量が多くなる可能性 8月に入る頃には夏空
向こう2週間 広く曇りや雨の日多い 雨量が多くなる可能性も
今のところの資料では、向こう2週間も偏西風は蛇行し、日本の上空では本州付近を流れやすい見込みです。このため、日本海に寒気を伴った低気圧が進んできたり、場合によっては、本州付近に前線が延びることが考えられます。広く大気の状態が不安定になりやすいでしょう。
再来週にかけて、全国的に雲が広がりやすく、雨が降ることがある見込みです。局地的に雨雲が発達することもあるでしょう。日本付近の上空の風の流れが弱いため、発達した雨雲は、同じような所にかかり続け、雨量が多くなることも考えられます。
さしあたり、12日から13日頃、本州の上空6000メートル付近にマイナス6℃以下の寒気が流れ込む予想です。12日から13日頃は、特に雨雲が発達しやすく、あちらこちらで、雷雨になることもあるでしょう。短い時間で雨量が多くなる恐れもあります。
次の週末は、日本付近に気圧の谷が西から近づき、通過すると予想している資料もあります。日本海の上空に寒気が流れ込む可能性もあります。日本付近には、南から雨雲の元である暖かく湿った空気が流れ込み、広く雨が降るばかりか、雷が鳴ったり、雨脚が強まったりすることがあるでしょう。
7月中旬頃の降水量は、九州から北海道で、平年より多い傾向を示す予測資料もあります。例年では、梅雨末期の大雨に見舞わることもある時期です。雨の降り方に注意、警戒が必要になることが度々あるかもしれません。
南の海上 今後2週間も対流活動が活発な周期
7月の終わり~8月に入る頃 夏の太平洋高気圧が張り出しを強める予想
一方、今のところのの資料では、8月に入ると、南の海上で、台風など熱帯擾乱が、平年より発生しやすくなることも考えられます。