猛暑日地点過去最多の322地点 明日30日以降は40℃が続出か
今日29日は記録的な猛暑
また、猛暑日(最高気温35℃以上)地点は322と、2024年8月4日301地点を超えて過去最多(※)となりました。ほかにも横浜市や千葉市で今年の初の猛暑日を観測するなど、今年一番の暑さになったところも228地点と記録ずくめとなりました。
主な地点の最高気温(午後3時現在)は、札幌28.5℃、仙台35.3℃、東京都心36.4℃(今年一番)、名古屋38.3℃(今年一番)、大阪38.7℃(今年一番)、広島35.3℃、高知32.9℃、那覇31.8℃でした。
※アメダスが整備された1976年以降の記録です。
※最高気温の統計方法が異なることで、以下の特性が生じますのでご留意ください。
・2009年以前の真夏日・猛暑日の地点数は、2010年以降の真夏日・猛暑日の地点数と比べ相対的に少なくなります。
・2002年以前の真夏日・猛暑日の地点数は、2003年以降の真夏日・猛暑日の地点数と比べ相対的に少なくなります。
終わりの見えない猛暑

31日以降も、台風9号の動き次第ですが、晴れる所が多くなるでしょう。にわか雨の山沿いの狭い範囲に限られそうです。最高気温は九州から関東甲信にかけては35℃前後の日が続き、大分県日田市では40℃以上の日も多い予想です。連日の猛暑で体力が落ちています。これまで熱中症になっていない方も熱中症になる可能性があります。油断せずに、こまめな水分補給、エアコンの効いた涼しい室内で過ごすなど暑さ対策をしっかり行いましょう。
熱中症の症状とは?
はじめは「手足がつる」「立ちくらみ」「めまい」「生あくび」「筋肉痛」「筋肉のこむら返り」などです。また、汗が止まらない、あるいは、汗が出ないなど「汗のかき方がおかしい」というものもあります。
他にも「なんとなく体調が悪い」「すぐに疲れる」というのも初期症状です。また、周囲の方から見て「イライラしている」「フラフラしている」「呼びかけに反応しない」「ぼーっとしている」といった、いつもと違う症状も、熱中症を疑うポイントです。
症状が進むと、「頭痛」「嘔吐」「虚脱感」「倦怠感」「集中力低下」「判断力低下」などが起こります。
応急処置をしても症状が改善されない場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼んでください。