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強い寒気の影響で19日、近畿地方でも北部を中心に大雪となった。
雪のピークはいったん過ぎましたが、週末にかけて北部を中心に降り続くため、十分な注意が必要だ。
19日朝の近畿北部は、各地で雪が降り、氷点下の冷え込みとなった。
■近畿北部の各地で氷点下の冷え込み
滋賀県の彦根城は雪化粧。彦根市の19日朝の最低気温は、マイナス0.5度となった。
京都府舞鶴市では、漁船に雪が積もった。舞鶴市の最低気温はマイナス1.8度。午前10時までの12時間で降った雪は、14センチとなっている。
舞鶴市の住民:長いですね(雪の)期間が。子供たちが安全に登校できるように、雪かきしていますけど、なかなかしんどいです。
■兵庫県香美町 積雪1メートル22センチ
そして兵庫県香美町では、兎和野高原で最低気温マイナス4.2度、午後3時の積雪は1メートル22センチとなっている。2月上旬以来となる寒波到来だ。
カメラマンリポート:先々週は、車体の一部が見えていたのですが、きょうは完全に雪に埋もれてしまっています。
2月4日に雪を被っていた車は、今回の寒波で完全に姿が見えなくなった。
再びの大雪に住民は…。
住民:結構久しぶりに降りましたね。きょうでピーク過ぎて終わってくれればありがたい。
住民:屋根の雪下ろしをしない程度だったら、まあ許したるかなというようなところですな。大変ですけど、これも冬の仕事ですから。
雪のピークはいったん過ぎたが、今後、週末にかけて近畿北部を中心に雪が続く見込みで、路面の凍結など交通障害に十分な注意が必要だ。
この冬の寒さはいつまで続くのか。週末からの3連休への影響も気になるところだ。
(関西テレビ「newsランナー」 2025年2月19日放送)