季節は進み、冬の便りが届く所もありそう 北海道の1カ月予報
今日2日(木)に札幌管区気象台から発表された最新の1か月予報によると、向こう1か月の北海道は、はじめ暖かい空気に覆われやすくなりますが、次第に寒気の影響を受けやすくなり、気温の変動が大きくなるでしょう。山々からは、初冠雪の便りなども届き、期間の後半には平地でも雪となる可能性もありそうです。
1週目(10月4日~10日) 今週末は気温高いが、その後は平年並みに
日本海側では、天気は数日の周期で変わりやすくなり、6日(月)以降は低気圧や前線、寒気の影響を受けて、曇りや雨の日が多くなるでしょう。オホーツク海側では数日の周期で天気が変わりやすい見込みです。太平洋側では平年と同様に晴れの日が多くなりますが、6日頃は広く低気圧の影響を受けて雨が降りそうです。
気温は今週末にかけては平年より高く、旭川や札幌、函館などでは夏日となる日もありそうです。しかし、その後は平年並みとなり、特に9日(木)以降はかなりの低温となる恐れがあります。9日頃からの5日間は、かなりの低温になるという「低温に関する早期天候情報」も発表されました。最高気温でも15度を下回るような日も出てきそうです。一週間の間で気温の変化が大きくなるため、体調管理や服装選びに注意して下さい。
2週目(10月11日~17日) 各地とも気温は平年より低く、一気に寒くなる恐れ
各地とも数日の周期で天気は変わりやすく、日本海側では寒気の影響を受けて平年に比べて曇りや雨の日が多くなりそうです。太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
気温は各地とも平年より低く経過し、一気に季節が歩みを進めそうです。朝晩を中心に冷え込みが強まるため、早いうちに暖房器具の試運転などを行うとよいでしょう。また、平年では、斜里岳や雌阿寒岳で初冠雪を迎えるころとなります。寒気の強まりの程度によっては、山々から雪の便りが届くかもしれません。
3~4週目(10月18日~31日) 平地でも雪の降る頃に
日本海側では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。オホーツク海側や太平洋側では天気は数日の周期で変わり、太平洋側では引き続き平年と同様に晴れの日が多くなりそうです。気温は各地とも平年並みとなる見込みです。この時期には、平年でも手稲山や鷲別岳などで初冠雪を迎えます。また、シーズン初めて平地でも雪が降り始めるころで、19日は稚内や旭川、28日は札幌の初雪の平年日となります。冬服の準備を行い、峠越えをされる方は、冬タイヤの交換も行うとよいころとなりそうです。