北陸「秋の日はつるべ落とし」早まる日没・朝晩と日中との気温差に注意
冬至にかけて 昼間が短く日没が早まる
2025年の冬至は12月22日で、この頃が「昼間の長さ」が最も短く、9時間30分程度となるでしょう。一方夏至の頃の「昼間の長さ」は、14時間45分程度で、その差は5時間以上にもなります。日没時刻は、夏至の頃は19時過ぎでしたが、冬至の頃には16時半過ぎとなり、その差は2時間半程度もあります。この先は益々日の入りが早くなるでしょう。
山間部など周囲に高い山があれば、日中でも日陰となって暗くなる所があり、更に日が傾くと、日没時刻は県庁所在地などの代表地点の計算値よりも早く、あっという間に暗くなるでしょう。
これからの時期はマラソン大会のシーズンでもあり、夜間にジョギングをする人が増える時期でもあります。自分の存在を自動車などに積極的に知らせるために、明るい色の服装を着用したりリフレクターや反射器を使用しましょう。暗闇で黒系のウェアーの着用は保護色となり大変危険です。
良く晴れて風が弱い日など 日没後は放射冷却で気温急降下
このため、日中に晴れた時ほど朝晩との気温差も大きくなり、急激に気温が低下することがあります。この先、良く晴れた日没後は、急激に気温が低下していきます。服装で上手く調整するようにして下さい。