春の嵐 あす朝の通勤通学を直撃
あす1日(木)、関東は朝の通勤・通学の時間に雨や風のピーク。土砂降りの雨や横なぐりの雨となる所も。交通機関への影響に注意を。雨上がりは気温が20度を超え、一気に春本番。
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雨・風・気温 今年一番尽くしか
あす1日(木)は、急速に発達する低気圧や前線が関東地方を通過します。関東地方は朝の通勤・通学の時間に活発な雨雲がかかり、今年これまでで一番の大雨となる所があるでしょう。また、今年一番の強い風が吹き荒れて、日中は気温が急上昇。今年一番の暖かさとなる所があり、今年一番尽くしの一日になるかもしれません。
雨について
雨の降りだしは、きょう28日(水)の夜遅くなってから。夜10時前後には雨雲のかかり始める所があるでしょう。あす1日(木)に日付が替わる頃からは雨の範囲が一気に広がり、次第に本降りに。明け方から朝は広い範囲でザーザー降りの雨となるでしょう。大気の状態が非常に不安定になるため、局地的にはカミナリを伴い道路が川のようになるほど激しく降る見込みです。
今のところ、雨のピークは午前6時から9時頃とみていますが、低気圧や前線の速度によって前後する可能性があります。朝、早めに起きて、下記リンク「豪雨レーダー」をチェックするとよいでしょう。
風について
また、風も今夜から強まります。明け方から朝は東京湾周辺を中心に南よりの風が強く、低気圧や前線が通過した後は内陸部も含めて全般に西よりの風が強く吹く見込みです。沿岸部では非常に強い風が吹き、海上はしけるでしょう。何かにつかまっていないと立っていられないくらいの所もあり、傘をさすのは危険です。風にあおられて転倒したり、扉が急に閉まって指などを挟んだりする恐れもあります。雨が降っている時間に外に出る場合は、横なぐりの雨に備えてレインコートや体を拭くタオル、替えの靴下などをお持ちになるとよいでしょう。