九州 21~22日 北部は警報級の大雪のおそれも 積雪・凍結や低温に備えを
22日(金)にかけて大雪のおそれ
今回は大陸から西回りで強い寒気が流れ込むのが特徴です。前回17日(日)より寒気の層が厚く、東シナ海は平年よりも海面水温がやや高いため、発達した雪雲が発生しやすく、西風に乗って次々と九州へ流れ込みやすい見込みです。雪が同じようなところで降り続くと警報級の大雪になるおそれがあります。
また、気温もかなり低く厳しい寒さになります。山沿いや内陸部などでは水道管の凍結のおそれもあります。今日(20日)日中のうちに大雪や低温へ備えをしておきましょう。
また、こまめに最新の気象情報や交通情報をご確認ください。
慣れない雪道の運転は

1)冬用タイヤやチェーンなど、冬道装備をしっかりと行いましょう。
(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。
(3)大雪時には、迂回や出控えることも選択肢の一つです。
(4) 時間に余裕をもって行動しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
(5) こまめに天気や道路情報を確認しましょう。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。
凍結しやすい場所

(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。