関東甲信 きょう19日 猛暑収まっても熱中症に注意 22日以降は梅雨空・ムシムシ
猛暑収まっても 夏の暑さ
最高気温は、東京都心や横浜で28℃など、きのう18日より低くなりそうです。それでも平年並みで、日中は汗ばむほどの陽気が続くでしょう。前橋は30℃と、真夏日予想。きのう18日の最高気温は、前橋市で35.5℃など、群馬県内で猛暑日になった所がありました。きょうの日中は猛烈な暑さが収まるものの、熱中症には引き続き、注意が必要です。
暑さ収まるのは 一時的
最高気温は30℃前後の日が多く、日中は暑さが続きそうです。22日(木)は夏日から解放される所もあり、一時的に暑さは収まるでしょう。ただ、週の後半は湿気が多く、蒸し暑い日が続くため、熱中症にはいっそう注意が必要です。
熱中症を引き起こす条件
1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内やエアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。
2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。
3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。