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    【備え】家庭の“防災対策費”大幅アップ…「置き見せ防災グッズ」って何? 部屋に溶け込むおしゃれな「非常用トイレ」能登半島地震以降の注文約1.5倍に

    防災グッズといえば、下駄箱や収納棚など目につかないところに置くという方が多いと思いますが、自宅に溶け込む「置き見せ」グッズが増えているんです。

    19日に発表されたアンケートで分かったのは、家庭で防災対策にかける金額の大幅アップです。

    防災対策にかけるお金は前年と前前年は1万円程度でしたが、今回のアンケートでは一気に6000円ほどアップし、平均で1万6356円となりました。

    多くの人が、非常用の飲料水や食料、持ち出し袋の準備などにお金をかけているということです。

    街の人からは「最近やっと用意しました。避難バッグを用意して、そこに3日分ぐらいの食料と水を入れている」「買ったっきりになってしまっていて、2年ぐらい前。(Q.いくらぐらい?)1万円とか。そろそろ見直さないといけないと思っている」といった声が聞かれました。

    遠藤玲子キャスター:
    防災士の宮司さんは最近、何か防災グッズ用意しましたか?

    宮司愛海キャスター:
    ポータブル電源を買いました。ソーラーパネル付きの。太陽光で電源を生み出せると。

    遠藤玲子キャスター:
    確かにあると便利だと思いますが、そういった防災グッズは置き場所に困りませんか?

    宮司愛海キャスター:
    困っています。靴箱の下辺り、ちょっと奥のほうに置きがちですよね。

    家族全員分となると量もかさばり、そのまま部屋に置いておくのも悩ましい防災グッズ。

    街の人からも「結構大きくなっちゃって邪魔です。リビングの端に置いてあって、いつでも取り出せるようにした方がいいかなって、しまわずに置いてある」「(ドアに)引っかけてある。邪魔だけど引っかけてある。出せるところに置いておかないと意味がないでしょ。本当は押し入れとかに入れたいんだけど」といった声が聞かれました。

    そんな方にぴったりなのが、部屋に溶け込む「置き見せ防災グッズ」なんです。

    棚の上に置いてある赤いボックス。
    開けてみると、家族構成によってさらに小分けになっていて、3日分の長期保存用の水や食料が入っているんです。

    この商品「防災備蓄セットbibo(1万7380円)」には、他の色やデザインもあるので、それぞれのご家庭に合ったボックスを選ぶことができます。

    続いての防災グッズは、アートと椅子の2つ。
    使い方は同じく「非常用トイレ」です。

    「アートトワレ(1760円)」は、家のトイレに設置する用の袋と凝固剤が5回分ほどアートの中に入っています。
    色々なデザインがあるので、トイレに飾っておいても普段から目立たず便利。

    一方の椅子「PATATTO350+(6380円)」はというと、座面を外すと簡易トイレになっていて、椅子として普段使いできますが、必要ない時は折り畳んで薄くすることもできます。

    こちらの商品は2024年の能登半島地震以降、注文が増えて前年の約1.5倍まで増えたということです。

    宮司愛海キャスター:
    確かにこういったものだったらインテリアも兼ねて置きやすいですよね。

    SPキャスター パトリック・ハーラン氏:
    普段から座っているものであれば、持ち出した時に「家にあったあれだ」って落ち着けることもあると思うんですよね。非常時用ですが、普段から慣れているものがいいなと思います。

    ぜひ皆さんも活用してください。

    【備え】家庭の“防災対策費”大幅アップ…「置き見せ防災グッズ」って何? 部屋に溶け込むおしゃれな「非常用トイレ」能登半島地震以降の注文約1.5倍に

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