近年はエコの観点から、洗って繰り返し使えるマスクが広く流通しています。ただ、マスクを自宅で洗濯できるかどうかは、素材やつくりによって異なります。そのため、現在使っているマスクを洗濯する際は、パッケージなどに記載されている洗濯表示を必ず確認することが大切です。
洗い桶に数字やアンダーラインの入ったイラストが描かれている場合は、家庭用洗濯機でお手入れ可能です。[注1]
数字は液温、アンダーラインは1本が「弱い洗濯」、2本が「非常に弱い洗濯」を意味していますので、洗濯時のモードや水温を選ぶときの参考にしましょう。
洗い桶に手のイラストが描かれている場合は、手洗いで洗濯できることを示しています。一方、洗い桶に×マークが入っている場合は自宅で洗濯できません。たとえば不織布の使い捨てマスクや、医療用マスク・産業用マスクなどは家庭での洗濯に適していませんので、自宅でのお手入れは控えましょう。
[注1]
消費者庁:「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」