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    初冬の霎(こさめ)がホンキンセンカの金盃をぬらして。七十二候「金盞香(きんせんかさく)」

    公開:2018年11月17日11:00

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    初冬の霎(こさめ)がホンキンセンカの金盃をぬらして。七十二候「金盞香(きんせんかさく)」

    愛らしいホンキンセンカの花

    11月17日より、立冬の末候「金盞香(きんせんかさく)」となります。意味は、金盞花(ホンキンセンカ)が咲きにおう頃、と言う意味。ホンキンセンカは別名「冬知らず」とも言われ、初冬のこのころから日差しを求めるように小さな盃のような花を天に向けて差し広げ、厳しい冬を通し咲きついでいます。歳時記等では金盞を水仙のことと書かれているものがほとんどですが、これは正しくありません。立冬の末候が「金盞香」と定められたのは宝暦暦(1755~1798)の改暦からですが、その宝暦暦の作成に携わった西村遠里は、著書「天文俗談」の「七十二候のこと」の中で、「金盞香とは今云金銭花のこと」とはっきりと書いています。金盞は水仙ではなく、文字通りキンセンカのことです。

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    ホシナ コウヤ

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