2021年は、久しぶりに満月を楽しめるお月見となります。2023年までの3年間は中秋の名月と満月の日付が一致します。その後は、7年先の2030年まで待つことに。
9月21日の朝8時55分頃が「望」になる時刻で、21日の夕方18時頃に東の空から昇ってくる月は「望」から9時間ほど過ぎた月です。そのため「望」の状態により近いのは、21日の未明から明け方に西の空に輝く月ということに。満月に近いのは「有明月」、名月は「宵月」ということになりますね。明け方と宵、1日に2回お月見を楽しむのも良いかもしれません。
【中秋の名月と満月の日時(望の時刻)】
●2021年
名月・満月/9月21日(08:55)
●2022年
名月・満月/9月10日(18:59)
●2023年
名月・満月/9月29日(18:58)
●2024年
名月/9月17日
満月/9月18日(11:34)
●2025年
名月/10月6日
満月/10月7日(12:48)
●2026年
名月/9月25日
満月/9月27日(1:49)
参考文献
『アストロガイド 星空年鑑 2021』 アストロアーツ
岡田芳朗・松井吉昭『年中行事読本』 創元社
参考サイト
アストロアーツ国立天文台