2014年、オリンピックに新しい展望が示されました。IOCの臨時総会で満場一致で採択された、オリンピックの中長期改革計画「アジェンダ2020」です。開催都市のコスト軽減や競技選定の見直しなど、オリンピック憲章の改定をともなう40項目の改革案が盛り込まれています。実施されるのは、2020年開催の東京大会から。特に注目したいのは、「開催都市にひとつ、または複数の追加種目の提案権を与える」という項目です。
2016年にリオデジャネイロで開催されたIOC総会において、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が提案した追加種目の採択が決定しました。
2020年の東京大会では、野球(男子)・ソフトボール(女子)、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの5競技(18種目)が新たに加わります。オリンピックに新たな風を吹き込んでくれそうなラインナップに、期待が高まりますね。あなたは、どの競技に注目しますか。
参考サイト
公益財団法人日本オリンピック委員会公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会