強烈寒波の影響がある道路は 18日~19日は全国的にリスク高め 雪の装備を万全に
特に東北や東海で影響度「大」
今日17日(月)の午後は、広い範囲で季節風が強まり、明日18日(火)の朝にかけては沿岸部の道路を中心に速度規制がかかる所がありそうです。特に東北は西よりの風が吹き荒れて、ふぶきで見通しがかなり悪くなるでしょう。ふぶきや積雪、凍結による交通障害に注意が必要です。
雪や風の影響は、日本海側だけではありません。19日(水)にかけては太平洋側にも所々に雪雲が流れ込むでしょう。関東北部や長野県、岐阜県、三重県でも山地を中心に大雪が予想されます。峠道の車の運転は雪の装備を万全にし、時間に余裕を持って出発してください。
中国地方は影響度「大」
また、近畿南部や四国など太平洋側にも雪雲が流れ込むでしょう。雪に慣れていない地方では、少しの雪でも影響が大きくなるため、最新の情報に注意が必要です。
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。