静岡40℃に迫る酷暑 21日も9月下旬とは思えない猛暑 東京は今年最後の猛暑日か
静岡で40℃に迫る酷暑
午後2時までの最高気温が全国で一番上がったのは静岡市で39.2℃と40℃に迫る酷暑となりました。この暑さは記録的で9月中旬としては、全国で最も高い最高気温となります。(これまでは広島県安芸太田町加計で2024年9月16日観測した38.5℃)
そのほかも福井県小浜市と兵庫県豊岡市で38.0℃、鳥取市37.9℃(いずれも9月としては観測史上1位)など記録的な暑さで、全国の129地点で猛暑日(最高気温35℃以上)となりました。
東京都心は今日は猛暑日にならず
明日は東京都心は今年最後の猛暑日か?
最高気温は東海や関東甲信では35℃前後の所が多く、さいたま37℃、東京都心36℃、名古屋35℃の予想です。東京都心で35℃以上となれば、先日18日に統計開始以来、最も遅い猛暑日の記録をさらに更新することになります。近畿から九州にかけても33℃前後の所が多く、こちらも平年を大きく上回るでしょう。こまめな水分補給や室内ではエアコンを使用するなど、真夏と変わらない暑さ対策をしてお過ごしください。
熱中症の応急処置
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。