動きが定まらない台風11号 迷走が続くと今後は何処にどんな影響が起こる?
沖縄本島地方は夕方から暴風に警戒
予想される最大風速(最大瞬間風速)
31日
沖縄本島地方 25メートル(35メートル)
大東島地方 23メートル(35メートル)
先島諸島 15メートル(25メートル)
9月1日。
沖縄本島地方 25メートル(35メートル)
大東島地方 15メートル(25メートル)
先島諸島 20メートル(30メートル)
2日
先島諸島 20から24メートル(25から35メートル)です。
31日に予想される波の高さ
沖縄本島地方 8メートル うねりを伴う
大東島地方 9メートル うねりを伴う
先島諸島 4メートル うねりを伴う
9月1日に予想される波の高さ
沖縄本島地方 8メートル うねりを伴う
大東島地方 5メートル うねりを伴う
先島諸島 7メートル うねりを伴う
9月2日に予想される波の高さ
沖縄本島地方 5メートル うねりを伴う
大東島地方 4メートル うねりを伴う
先島諸島 7メートル うねりを伴う
3日以降は台風北上で再び沖縄本島地方接近か?
また、注意が必要なのは、今後台風までに発達する見込みの、フィリピンの東にある熱帯低気圧です。このあと1日には大東島地方に接近し、2日には沖縄本島地方に接近する見込みです。台風11号とこの熱帯低気圧が進路に影響を及ぼしあう、藤原効果によって、進路が遅くなったり、予想進路が変わることも考えられます。この熱帯低気圧の動きにも注意してください。
その後の影響は?
ここで注意が必要なのは、台風から遠い地域の九州南部から関東にかけての太平洋側に、雨を予測している所です。九州や四国では台風がまだ遠い5日以前から雨が降り続く可能性があります。台風の動きが遅いために同じような所で長く降り続き、土砂災害や河川の増水や氾濫する恐れもあります。局地的に短い時間に大雨や雷雨となることもあるでしょう。油断なさらずに最新の台風情報をご確認ください。
台風の暴風 家の中で いるべき所は
具体的には、台風が近づいている時には、屋内でもできるだけ窓から離れましょう。なるべく家の中心部に近い所で、窓のない部屋に避難してください。もし窓がある場合は、窓を閉めて、カーテンを引き、雨戸やシャッターがあれば、閉めておきましょう。風が強くなってからの屋外での作業は、暴風によって転倒する恐れがありますので、絶対にやめてください。