東北は久々に土日とも晴れ 南部では30℃以上の真夏日に 熱中症対策は万全に
【前半】土日は久々に晴れてお出かけ日和 暑さが厳しく熱中症に注意
10日(火)以降は福島で雨の降る日があるものの、その他の地域では晴れ間の出る日が多いでしょう。梅雨入り前の貴重な日差しを有効に活用して下さい。
熱中症の応急処置のポイント
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。
【後半】来週末は東北でも梅雨入りか 梅雨入り早々の大雨に注意
また、最新の予測では、来週末頃に熱帯擾乱由来の発達した雨雲が東北地方にかかる予想もあります。梅雨入り早々に大雨となる恐れもあるため、今のうちから大雨への備えを確認しておくと良いでしょう。なお、前線の位置や低気圧が進むコースにはまだ幅があるため、今後の最新の情報をこまめに確認するようにして下さい。