花粉 2日は東京「極めて多い」 雨の西日本も油断せず対策を ピークいつまで
今日2日(日) 東京で「極めて多い」レベル
前線が西から延びており、九州から近畿、北陸は日本海側を中心に雨が降ったりやんだりするでしょう。東海も所々で雨が降りそうです。雨が降ると花粉の飛散量は抑えられますが、太平洋側を中心に雨の止み間がありそうです。季節先取りの暖かさも続くため、花粉の飛散量は、鹿児島や高知、名古屋で「非常に多い」、大阪で「多い」、福岡で「やや多い」レベルでしょう。雨でも油断せずに対策をなさってください。
3日(月)から冷たい雨や雪で花粉の飛散量は減少
6日(木)以降は東日本でも飛散が再び増えて、静岡では「非常に多い」や「多い」飛散となるでしょう。東京も「多い」レベルとなりそうです。
ピークはいつまで続く?
また、ヒノキ花粉のピークは3月下旬から4月上旬で、期間は5日間から2週間ほど続くでしょう。
風が強く吹く日や、急に暖かくなる日には、花粉の飛散が極めて多くなり、1cm2あたり100個以上観測される日がありそうです。花粉情報や気象情報を確認して、万全な対策を心がけましょう。
帰宅後の花粉対策
花粉飛散シーズンに窓を全開にして換気すると大量の花粉が室内に流入します。花粉のピーク時に1時間の換気をしたところ、3LDKのマンション一戸で、およそ1000万個もの花粉が屋内に流入したとの実験結果もあります。感染症対策として、換気をする機会も多いかと思いますが、窓を開ける幅を10センチ程度にして、レースのカーテンをすることで、部屋の中に入ってくる花粉の数を、全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。
なお、床やカーテンなどに花粉が多数付着している可能性がありますので、こまめに掃除をし、カーテンは定期的に洗濯をするとよいでしょう。