25日 関東~九州はゲリラ豪雨と厳暑 東北は大雨に警戒 沖縄は台風の影響が続く
九州~関東 ゲリラ豪雨と厳暑に警戒
日中は気温がグングン上がり、厳しい暑さが続くでしょう。九州から東海は所々で猛暑日(最高気温35℃以上)となり、福岡市では38℃と体温超えの暑さとなりそうです。関東も35℃近くまで上がり、うだるような暑さが続くでしょう。熱中症に警戒が必要です。
東北は前線や低気圧の影響で大雨
東北では北部を中心に断続的に雨が降るでしょう。雷を伴って滝のような非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
これまでに降った雨により、地盤の緩んでいる所や増水している河川があるため、少しの雨でも土砂災害や洪水害の危険度が高まるおそれがあります。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。危険な斜面や増水した川には近づかないでください。
沖縄は台風の影響が続く
このあと、大型で強い台風3号は、沖縄県の八重山地方から次第に遠ざかりますが、まだ影響が続くでしょう。
八重山地方を中心に非常に激しい雨が続いており、これまでの大雨により地盤が緩んでいる所や洪水の危険度が高まっている河川があります。引き続き土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要です。また、風も非常に強く、海上は大しけや猛烈なしけとなりますので、強風に注意し、高波に厳重に警戒してください。海岸付近には近づかないようにしましょう。
冠水道路は危険 車での走行は避けて
浸水による車への影響は、車の形や設計により異なりますが、一般的にタイヤの高さの半分を超える深さの水の中を走行すると、エンジンや電気系統に異常が生じ、走行不能となるおそれがあります。タイヤが完全に水没すると、車体が浮いて移動が困難になります。さらに、水深がドアの下にかかると、車外の水圧により内側からドアを開けることが困難となり、ドアの高さの半分を超えると、内側からほぼ開けられなくなります。水深がもっと深くなったり、流れが速くなったりすると、車ごと流される場合もあります。
車を運転中に大雨に遭遇した場合は、できるだけ低い場所を避けて運転してください。特にアンダーパス(立体交差で、鉄道や道路の下を通る掘り下げ式の地下道)は危険ですので、近づかないようにしましょう。万が一、冠水した道路で車が動かなくなった場合には早めに脱出することが重要です。