2週間天気 災害級の暑さヒートアップ 40℃以上も 台風6号は沖縄に直撃の恐れ
1週目(29日~8月4日) 災害級の暑さ続く
この先もしばらく太平洋高気圧の勢力は衰えず、猛暑は収まりません。本州付近はジリジリと強い日差しが照り付けて、災害級の暑さが続く見込みです。福岡市や大阪市、名古屋市、東京都心だけでなく、仙台市でも連日のように猛暑日(最高気温35℃以上)となるでしょう。東京都心の猛暑日の過去の連続記録の最長は9日間ですが、それを上回る予想です。内陸部を中心に体温超えの暑さとなり、40℃くらいまで上がる所もありそうです。危険な暑さが続きますので、熱中症に警戒してください。暑い時間帯の外出はできるだけ避けて、室内をエアコンなどで涼しくしてお過ごしください。
夜間も気温の下がり方は鈍く、寝苦しい夜が続くでしょう。夜間の熱中症にもご注意ください。
台風6号 暴風域を伴って沖縄に直撃の恐れ
きょう28日(金)未明に発生した台風6号は今後、発達しながら北西へ進み、8月1日(火)には強い勢力となるでしょう。台風6号は暴風域を伴って、31日(月)から8月1日(火)頃に沖縄にかなり接近する恐れがあります。
沖縄の大東島地方は30日(日)頃から次第に暴風を伴い大しけとなるでしょう。沖縄本島地方でも31日(月)から8月1日(火)は暴風や大雨となる恐れがあります。海上は大しけとなり、高潮の恐れもあります。早めの台風対策を心がけてください。空の便などに影響がでる可能性があります。最新の台風情報、交通情報にご注意ください。奄美地方も荒れた天気になる恐れがあります。
また、西日本の太平洋側でもうねりを伴ってしける所があるでしょう。東日本の太平洋側でもうねりが入り、波が高くなる可能性があります。海水浴シーズンですが、台風から離れている地域でも海のレジャーはご注意ください。
2週目(8月5日~10日) 猛烈な暑さが続く
北海道は曇りや雨のすっきしない天気の日が多い見込みです。沖縄は雨の降る日が多いでしょう。台風シーズンが本格化していますので、今後も台風の動向にご注意ください。
高波に注意 台風が離れていても 海には近づかないで
そこで、台風が近づいている時に、絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがありますので、とても危険です。
また、台風から離れていても、油断はできません。天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。