きょう4日 危険な暑さ 京都で37℃予想 今年全国1位を更新か 熱中症に警戒
京都で37℃予想 今年全国1位を更新する可能性
北陸や関東から九州は30℃以上の所が多くなりそうです。東京都心は昨日よりはやや低いものの30℃と蒸し暑いでしょう。名古屋市は35℃と猛暑日になる予想で、体にこたえる暑さとなりそうです。また、京都市では37℃と、体温を超えるくらいの暑さが予想されています。今年これまでに、全国で最も高い最高気温を観測したのは、福島県伊達市(梁川)で5月18日に観測された36.2℃ですので、今年全国1位を更新する可能性があります。
熱中症情報
なお、和歌山県には熱中症警戒アラートがでています。熱中症警戒アラートとは暑さ指数(WBGT:気温、湿度、日射量などから推定する熱中症予防の指数)が33以上と予測されるときに発表される情報です。熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測されます。外出はなるべく避け、室内をエアコン等で涼しい環境にしてお過ごしください。
熱中症予防のポイント
① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。