きょう29日も広く大気の状態が非常に不安定 ゲリラ豪雨の恐れ 落雷・突風にも注意
大気の状態が非常に不安定
日本の上空約5500メートルにマイナス9℃以下の寒気が流れ込み、日本の南の高気圧の縁に沿って、暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。このあとも西日本から北日本にかけての広い範囲で大気の状態が非常に不安定な状態が続く予想です。発雷確率も高くなっています。
急な激しい雨・落雷・突風に注意
このあとも九州は断続的に雨が降るでしょう。中国や四国、近畿は晴れ間が出ますが、あちらこちらで雨雲や雷雲が発達しそうです。東海や北陸は朝晩を中心に雨や雷雨でしょう。関東甲信も天気の急変に注意が必要です。晴れますが、午後は所々で雨や雷雨になりそうです。東北は日本海側を中心に雨が降ったりやんだりするでしょう。北海道も午後を中心に雨や雷雨となりそうです。
沖縄は大体晴れますが、にわか雨や雷雨の所があるでしょう。
ゲリラ豪雨に遭遇したら
① 頑丈な建物に入りましょう。発達した積乱雲は、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)だけでなく、落雷や竜巻などの突風をもたらすこともあります。屋外にいる場合は、すぐに頑丈な建物に入り、2階以上の、窓から離れた所へ避難しましょう。
② 最新の気象情報を確認しましょう。ゲリラ豪雨(局地的な大雨)は、ごく狭い範囲で、短い時間に大量の雨が降るというのが、特徴です。雨雲レーダーをチェックすると、「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
③ 地下施設・水辺から離れましょう。ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。地下施設にいる場合は、できるだけ早く、地上の高い所へ移動してください。また、雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街を避けましょう。橋の下も、川が急に増水する恐れがありますので、絶対に避けてください。