来週「今季最強寒波」が襲来 大雪や低温への備えを 過去に大寒波で起きた災害とは
今季最強寒波が長期滞在
昨日(16日)の寒気の予想よりは弱い予想となり記録的な強さではない見込みですが、それでも今シーズン最も強い寒気が流れ込む予想です。
日本海側は大雪の恐れ 太平洋側でも積雪か
全国的に厳しい寒さに。北海道は広く真冬日(最高気温0℃未満)、本州の日本海側でも最高気温が0℃くらいでしょう。関東から九州南部でも最高気温は5℃以下の所が多く、震えるような寒さになりそうです。朝晩は都市部などでも広く氷点下で一段と厳しい冷え込みとなるでしょう。
なお、寒波が居座るなか、23日(月)頃は本州の南岸沿いを低気圧が進むため、関東などでも積雪となる可能性があります。最新の気象情報にご注意ください。
過去の大雪災害 2016年1月の大寒波で何が起きた?
雪にあまり慣れない九州で広く大雪となり、列車の運休や道路の通行止めなど各交通機関がまひし、生活に大きな影響がでました。スーパーでは商品が届かずに品薄にもなりました。また、記録的な冷え込みで、福岡県大牟田市などで、凍結による水道管の破裂が相次ぎ、断水にもなりました。
今回の寒気も西日本に強い寒気が入るため、大雪や低温による災害に注意が必要です。
風雪・大雪・低温への備えは?
(2)水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。)に備えて、事前に、水道菅の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発砲スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。
(3)商品が品薄となる可能性もありますので、事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。