お盆期間は西・東日本で大雨の恐れ 秋雨前線が本州に停滞 広く雨が続く
元台風9号の影響が続く
北陸から北海道を中心に大雨となっています。24時間雨量が北海道函館市泊町で300ミリを超え、観測史上1位(2003年以降の観測)の雨量となりました。
午後4時現在も北陸と東北の所々に雨雲がかかり、北海道は広く雨が降っています。引き続き土砂災害に厳重に警戒し、河川の増水や氾濫、低い土地の浸水、暴風や高波に警戒してください。
11日(水)西から前線が延びる
一方、東海と関東は日中は強い日差が照り付けて、猛烈な暑さが続くでしょう。北陸と東北は雲が広がりやすく、雨や雷雨の所がありそうです。北海道は午前中は雨が降りますが、午後は次第に天気が回復しそうです。
12日(木)以降 前線停滞 大雨の所も
12日(木)以降は九州から東北にかけて広く雲に覆われ、雨が降りそうです。特に、九州から近畿では11日(水)から14日(土)にかけて、東海、北陸、関東は13日(金)から14日(土)頃にかけては活発な雨雲がかかり、大雨となる恐れがあります。15日(日)からは前線が北上し、東北や北海道で雨脚が強まるでしょう。雨量が多くなる恐れがあります。
お盆期間は広く雨が降り、大雨の恐れがあります。最新の気象情報にご注意ください。
日頃からできる備え
国土交通省や各自治体のホームページなど、インターネットからハザードマップを入手することが可能です。ハザードマップは随時更新されますので、定期的に確認するようにしましょう。ハザードマップを確認して、家の周辺で浸水の可能性がある場所や、土砂災害の危険性の高い場所を把握しておきましょう。避難場所も確認してください。避難場所は災害の種類によって異なります。「浸水や土砂災害の場合の避難場所」をしっかり確認するようにしましょう。避難場所までの避難経路を把握し、河川が増水した場合や高潮・高波でも安全に避難できるか確認してください。
また、万が一に備えた非常用グッズをリュックにまとめておきましょう。懐中電灯などの電池が切れていないか確認しておいてください。食べ物は、賞味期限の近いものから食べていき、食べた分を補充するようにしましょう。