関東甲信は24日は激しい雨や雷雨 27日頃まで梅雨空が続く 台風2号接近のおそれ
台風が接近する前から大雨 低い土地の浸水などに注意
台風2号は今後ほとんど発達しませんが、関東付近には梅雨前線が停滞します。梅雨前線に向かって、熱帯由来の非常に暖かく湿った空気が流れ込むため、発達した雨雲やカミナリ雲がかかる所があるでしょう。特に、24日(火)~26日(木)が注意が必要です。局地的に大雨になるおそれもあるため、低い土地の浸水などにご注意下さい。
また、沿岸部では風が次第に強まり、海ではうねりを伴って波が高くなってくるでしょう。今後も最新の情報をこまめにチェックしてください。
27日(金)頃まで梅雨空 梅雨型熱中症に注意
雨でも気温は高めです。雨の降る日でも30℃以上の真夏日になる所もあり、湿度も高く、かなり不快な暑さです。湿度が高いと熱が体にこもりやすく、いわゆる「梅雨型熱中症」になるリスクが高まるため、真夏同様の熱中症対策を続けて下さい。また、高温多湿が続く中、食中毒にも注意が必要です。
食中毒予防の3原則
①清潔・洗浄で、細菌などを「つけない」ことです。調理の前には石鹸やハンドソープを使って、正しい手洗いを徹底しましょう。調理中に食材が変わるたびに、手洗いをするよう心がけてください。調理用具は洗浄・殺菌をするだけでなく、肉・魚、野菜など、食材によって使い分けるのが効果的です。
②迅速・冷却で、細菌などを「増やさない」ことです。細菌は時間が経つにつれて、どんどん増えてしまいます。増やさないためには、食材の温度管理を徹底しましょう。調理中の食品をそのまま放置しないだけでなく、作った料理はなるべく早く食べて、食べきれないものは早めに冷蔵庫に保存してください。
③加熱・殺菌で、細菌などを「やっつける」ことです。細菌やウイルスの多くは高温に弱いため、食材の中までしっかりと加熱処理をしましょう。中心温度が75℃で1分間以上の加熱をするのが、目安です。
再び梅雨の中休み
前線の南側に入るため、相変わらず蒸し暑さが続きます。また、夜の気温も下がりにくく、熱帯夜になる所が増えてくるでしょう。暑さで体が疲れやすくなります。十分な睡眠をとるためには、寝ている間もエアコンを適切に使いましょう。