北陸 あすも局地的な激しい雨や雷雨に注意 12日にかけて警報級の大雨のおそれ
富山で今年初の猛暑日
※昨年に富山市で最初に猛暑日を観測したのは、6月25日でした。
この暑さにより午後の北陸地方は、大気の状態が不安定になって、局地的に発達した雨雲が次々と発生しました。18時現在では富山県富山市に大雨警報(土砂災害)が発表されています。夜のはじめ頃までは、危険なガケなどには近寄らないなど、土砂災害に警戒してください。
あすは急な激しい雨、落雷、突風などに注意
あすにかけて1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るところがある見込みです。これはバケツをひっくり返したように降る雨で、道路が川のようになり、低い土地は浸水するおそれがあります。また、河川や用水路の増水や氾濫に注意・警戒してください。落雷や竜巻などの突風にも注意が必要です。ひょうの降るおそれもありますので、農作物の管理に注意してください。
その後12日(水)にかけても大気の不安定な状態が続き、断続的な雨となるでしょう。同じ箇所で総降水量が多くなった場合は、大雨警報(土砂災害)や土砂災害警戒情報が発表されるおそれもあります。最新の気象情報に留意しましょう。
局地的な激しい雨の前触れ
①周囲が暗くなったと感じるほどの真っ黒で厚い雲に覆われ始める
②ゴロゴロと雷の音が聞こえてきたり、ドーンと大きく聞こえるほど近くで雷が落ちる
③急に風向きが変わり冷たい風が強く吹いてくる
外出中にこれらの異変に気付いた時は、速やかに屋内に避難するのがよいでしょう。