7日以降は全国的に夏空 西・東日本は体温超えの暑さに 熱中症リスク高まる
4日(金)以降の天気 梅雨明けはすぐそこ
週末以降は広い範囲で日差しがたっぷり届き、夏空が広がりそうです。気温もグングン上昇します。大阪の最高気温は38℃の日があり、体温を超えるほどの危険な暑さとなりそうです。のどが渇く前に水分を補給し、できるだけ涼しい環境で過ごすようにしてください。
6日(日)晴れて東京や名古屋で体温並みの暑さ
全国的に暑さが厳しくなります。外でのレジャーの予定がある方は、日陰や、風通しのよい環境でこまめに休憩を取るようにしてください。また、犬の散歩などにも注意が必要です。朝の早い時間や夜の遅い時間に、必ずアスファルトを触って温度を確認してから、散歩をしましょう。
7日(月)以降 全国的にドンドン暑くなる
最低気温は東北から九州、沖縄で25℃以上と、夜になっても下がりにくいでしょう。寝ている間も汗をかきます。夜間の熱中症を防ぐために、寝る前にはコップ一杯程度の水を飲み、エアコンはできれば朝までつけっぱなしにしましょう。
最高気温も35℃以上の所が多く、猛烈な暑さが続きそうです。大阪では38℃の日があり、7月としては記録的な暑さになるでしょう。これまで以上に熱中症のリスクが高まります。高齢者や乳幼児の方は熱中症にかかりやすいので、特に注意をしましょう。
熱中症の症状とは?
熱中症には、様々な症状があります。
はじめは「手足がつる」「立ちくらみ」「めまい」「生あくび」「筋肉痛」「筋肉のこむら返り」などです。また、汗が止まらない、あるいは、汗が出ないなど「汗のかき方がおかしい」というものもあります。
他にも「なんとなく体調が悪い」「すぐに疲れる」というのも初期症状です。また、周囲の方から見て「イライラしている」「フラフラしている」「呼びかけに反応しない」「ぼーっとしている」といった、いつもと違う症状も、熱中症を疑うポイントです。
症状が進むと、「頭痛」「嘔吐」「虚脱感」「倦怠感」「集中力低下」「判断力低下」などが起こります。
応急処置をしても症状が改善されない場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼んでください。