北陸 5~6日は荒れた天気 警報級の暴風や高波のおそれ 北アルプスの稜線は降雪も
寒冷前線が通過後は西高東低に 新潟は警報級の暴風・高波のおそれ 落雷などにも注意
前線通過後は西高東低のいわゆる「冬型の気圧配置」となるでしょう。6日(金)にかけて等圧線の間隔が狭いため、北西や西寄りの風が強まり、波も高まるでしょう。新潟では警報級の暴風や高波となるおそれがあります。船舶や鉄道など交通機関の乱れが生じる可能性がありますので、最新の気象情報と交通情報に注意して下さい。
日本海の海面水温が高いため、地上付近と上空の温度差が大きくなり、大気の不安定な状態が続きます。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうの降るおそれがありますので、農作物の管理などにも注意して下さい。
日本海の海面水温が高い 寒気が流れ込めば予想以上に雨雲が発達する懸念
海水は陸地に比べて比熱が大きいので、一度温まったら冷めにくいという性質を持っています。最新の1か月予報では、10月もならすと気温は平年より高い予想とはなっていますが、一時的に寒気が流れ込む時期もあり、こうなると、海面と上空の温度差が大きくなりやすく、大気の状態が不安定になって予想以上に雨雲が発達する懸念があります。
図は10月3日の海面水温ですが、北陸の沿岸では海水温が25度以上となっています。一方、5日夜には上空5500メートル付近でマイナス16度前後の寒気が流れ込みますので、海面の温度との差は40度以上と、大気の状態が非常に不安定となります。
このため、雨雲が予想以上に発達し、局地的な短時間強雨や落雷・竜巻などの激しい突風などのリスクが高まります。同じ位置に雨雲が流れ込み続けた場合は大雨となることも考えられます。土砂災害にも注意が必要になる可能性があるので、最新の情報に十分な注意が必要です。
立山など北アルプスの稜線では雪 積もる可能性も 登山は冬山装備が必須
北アルプスの稜線付近では5日(木)の昼頃から雪に変わり、6日(金)までは断続的に雪が降るでしょう。積もる可能性があります。風も強いため、稜線では吹雪いて見通しが効かないこともあるでしょう。なお、寒気のピークは6日(金)午前中となり、標高2450メートルの立山室堂付近でも雪となってうっすらと積もる可能性があります。
北アルプス方面は紅葉真っ盛りとなっていますが、雪が降ってもおかしくない時期となっており、場合によっては冬山装備の必要なケースも出てきます。登山道に雪が積もったり氷が張ったりすると夏と比べて格段に難易度が上がります。稜線の縦走を計画されている方は常に最新の気象情報と登山情報を確認し、無理のない計画を立ててください。