花粉 東京など20日春分の日から「極めて多い」続く 3月下旬からヒノキもピークに
明日20日(木:春分の日)から東京や名古屋などでは、花粉が連日「極めて多い」予想です。この先1週間も大量飛散となるでしょう。東京都内では、わずかですがヒノキ花粉も飛び始めていて、3月下旬からヒノキ花粉もピークに入るでしょう。花粉症の方は、対策を万全に行いましょう。
20日春分の日 天気回復で再び「大量飛散」
今日19日(水)は、上空の寒気や低気圧の影響で、東京都心でも「ひょう」や「雪」が降り、花粉の飛散は少し抑えられました。
ただ、ホッとできるのも束の間です。明日20日(木:春分の日)は天気が回復し、花粉が大量飛散となるでしょう。東京や名古屋は「極めて多い」、大阪~福岡も「非常に多い」予想です。花粉症の方は、対策は万全に行いましょう。
東京など「極めて多い」1週間
寒の戻りが続いていますが、20日(木:春分の日)を境に、冬から春へ。21日(金)からは日に日に気温が上がり、22日(土)以降は、東京都心など関東~九州では最高気温が20℃超えの春爛漫の陽気が続く見込みです。
東京や名古屋、大阪などでは、連日「極めて多い」予想です。広島や福岡も「非常に多い」レベルが続くでしょう。
大量飛散いつまで?
3月下旬になるとスギ花粉のピークは過ぎる所が多く、徐々に落ち着いてくるでしょう。あと1週間~10日くらいは、万全な対策がかかせません。また、スギに変わってヒノキ花粉が増えてくるでしょう。東京都内でも八王子や町田、多摩などで、わずかに飛び始めています。ヒノキ花粉は3月下旬~4月上旬にかけてピークとなるでしょう。ヒノキ花粉に敏感な方は、4月前半にかけて注意が必要です。
帰宅時の花粉対策 花粉は「吸わない・つけない・持ち込まない」
花粉症の症状を緩和させるには、できるだけ花粉を避けることが大切です。そのためには、帰宅した際、体についた花粉を室内にいれないよう、以下のことを心がけましょう。
① 上着を玄関先ではたくなど、室内に入る前に、洋服や髪の毛についた花粉を、落としましょう。花粉症でない方も、このひと手間を心がけていただけると、花粉症の方にとって過ごしやすい空間を維持することができます。
② 髪の毛についてしまった花粉は、シャンプーで洗い落とすのも効果的です。
③ 帰宅後は、すぐに、うがいをして、喉に流れた花粉を取り除きましょう。
④ 洗顔をして、顔についた花粉を落とすのも、おすすめです。洗顔の際は、眼や鼻の周りについてしまった花粉が、体内に侵入しないよう、気を付けてください。