今夜 夜桜にきぼう「国際宇宙ステーション(ISS)」見られるチャンス 各地の天気
桜とISSの共演
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」はその中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。
上の図は、きぼうが見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の方角を表した図です。
きょう(5日)は2回チャンスがあります。1回目は18時46分頃から札幌~大阪にかけて、2回目は20時24分前後から那覇や西日本で観察のチャンス。見え始めから見え終わりまでは、5分程度です。
明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。光がスーッと動いていく様子をとらえることができます。