あす18日にかけて 名古屋や広島など初雪ラッシュか 雪に慣れていない地域の注意点
名古屋など太平洋側でも雪

※きょう(17日)は、福岡で初雪となりました。平年より1日早く、昨年より2日遅い観測(17日14時半まで)。
地上気温1℃が雨か雪かの分かれ道
あす18日にかけて、本州付近は降れば雪となる目安の寒気(上空1500メートルでマイナス6℃以下)に、すっぽりと覆われます。また、地上付近の気温もポイントで、雨か雪かの運命の分かれ道は1℃という気温。過去の統計をみると、地上気温が1℃になると積雪になることが多くなります。ただ、都心などでは1℃以上だと積もっても1~2センチ程度の事がほとんどです。
あす18日にかけて、名古屋や広島では最低気温が1℃の予想。気温がグッと下がる夜に降るため、市街地でもうっすら積もる所がありそうです。
普段は雪の少ない所 特に注意すべき場所は?

①歩道橋の上や、橋の上です。地面と接していないので、地面からの熱が伝わりにくく、凍結しても溶けにくいのです。
②バスやタクシーの乗り降り場所です。人の乗り降りや、車のタイヤによって、雪が踏み固められると、滑りやすくなります。
③横断歩道です。多くの人や車が通ることで、雪が踏み固められやすくなるだけではありません。特に、白線部分は、水が染み込みにくく、薄い氷の膜が出来やすいのです。
④地下への出入り口や、建物への出入り口です。靴の底に付着していた雪が、出入り口付近に残っていることもあります。地下へ降りる時は、段差があるため、更に危険です。
また、靴は革靴など滑りやすいものは避け、両手をあけておきましょう。リュックや肩掛けカバンなどを選び、可能なら、傘を持つのも避けましょう。両手を出していれば、転んだ時でも、顔や頭を守ることができます。
シーズン最初の雪は、特に事故が発生しやすいため注意が必要です。