今日(16日)の北海道は、札幌で1週間ぶりに夏日になるなど、各地で気温が高めになっています。この先もしばらく平年より気温の高い日が多くなる見込みです。
昨年の北海道は9月19日に大雪山系黒岳から初雪の便りが届き(降雪自体は前日夜中から始まりました)、20日に利尻山、21日には旭岳で初冠雪が観測されるなど、山では雪が降り始めた時期になりますが、今年は降っても雨、となりそうです。
昨年は山で雪も 北海道の4連休にかけての天気
昨年は最高で一桁の地点も
写真は昨年2019年9月19日の黒岳の標高1900メートル付近の様子です。午前6時時点で5センチほど雪が積もりました。
この日は上空に10月下旬並みの強い寒気が流れ込み、最高気温は全道で20度未満、最も気温が上がらなかった紋別地方の遠軽町白滝では9.9度と一桁にとどまりました。
9月の北海道で最高気温一桁の地点が現れたのは8年ぶりのことで、北海道としてもかなりの寒さとなっていました。
この日は上空に10月下旬並みの強い寒気が流れ込み、最高気温は全道で20度未満、最も気温が上がらなかった紋別地方の遠軽町白滝では9.9度と一桁にとどまりました。
9月の北海道で最高気温一桁の地点が現れたのは8年ぶりのことで、北海道としてもかなりの寒さとなっていました。
今年は寒さや雪はなさそう
今年は明日(17日)以降はしばらく気温が平年より高めで、内陸では夏日となることもある見込みです。特に最低気温が平年より高い状態が週明けにかけても続くため、昨年のように山で雪が降るような寒さや冷え込みはなさそうです。天気が崩れたとしても、山頂付近も含めて雨となります。
18日にかけては大雨の恐れも
しかし、その雨には注意が必要です。特に明日から明後日(18日)にかけては雨の量が多くなりそうです。
今夜6時からの24時間で降る雨の量は、太平洋側西部の多い所で80ミリ、明日夜6時からの24時間で降る雨の量は、日本海側や太平洋側の多い所で100ミリに達する恐れがあります。
特に道南方面ではここ一週間ほど雨が続き、函館では先週10日からの雨量が平年の9月ひと月分を上回るなど、雨の量が多くなっています。そのため、普段に比べて大雨による災害の危険度がかなり高まっています。雨の降り方で判断することなく、最新の気象情報などに十分注意して下さい。
今夜6時からの24時間で降る雨の量は、太平洋側西部の多い所で80ミリ、明日夜6時からの24時間で降る雨の量は、日本海側や太平洋側の多い所で100ミリに達する恐れがあります。
特に道南方面ではここ一週間ほど雨が続き、函館では先週10日からの雨量が平年の9月ひと月分を上回るなど、雨の量が多くなっています。そのため、普段に比べて大雨による災害の危険度がかなり高まっています。雨の降り方で判断することなく、最新の気象情報などに十分注意して下さい。
4連休は外出は前半がおすすめ?
連休初日の19日には雨はやみ、広く晴れ間が戻る見込みです。しかし、晴れ間は長く続かず、日曜日には再び空の主役は雲へと変わり、雨が降りだす所もあります。月曜日は全道的に天気が崩れて雨具の出番が多くなりそう。屋外での行楽などには連休の前半の方がよさそうです。
