1日 2021年後半のスタート 九州から東北大雨警戒 沖縄で熱中症に厳重警戒
梅雨前線の活動が活発に
きょう1日(木)は、梅雨前線が大陸から九州付近と関東付近に停滞し、活動が活発になっています。
沖縄は、梅雨前線に向かって湿った南よりの風が吹き込むため、本島地方を中心に大気の状態が不安定。
北海道は、千島付近の高気圧に覆われますが、こちらも大気の状態が不安定になるでしょう。
きょうの天気 大雨や雷雨に注意警戒 日本海側中心に晴れ間
九州から北海道にかけて、日本海側では、晴れ間が出る所がありますが、広範囲で雲が多く、太平洋側を中心に雨が降る見込みです。激しい雨や非常に激しい雨の降る所があり、カミナリが鳴ることがある予想です。
落雷、突風、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫どに、注意警戒をなさってください。
あす2日(金)朝6時までに予想される雨量は、いずれも多い所で、東海で250ミリ、九州南部・奄美、関東甲信で150ミリ、東北で60ミリです。
また、その後、あさって3日(土)朝6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、東海で100から200ミリ、九州南部・奄美で100から150ミリ、関東甲信で50から100ミリ、東北で約50ミリです。
大雨注意報や大雨警報の発表されている所があり、雷注意報が発表されている所があります。
お近くの気象台から発表される気象情報に、ご注意ください。tenki.jpでは大雨やカミナリなどに関する最新の情報を随時お伝えします。
きょうの最高気温 夏日、真夏日 熱中症に注意警戒を
それでも沖縄と日本海側を中心に暑くなる所が多い予想です。30℃以上の真夏日になる所があり、北海道や東北でも30℃に迫る所がある見込みです。
こまめな水分補給や適度な休憩を心がけましょう。
沖縄の八重山地方と宮古島地方では熱中症の危険度が極めて高く、熱中症警戒アラートが発表されています。無理をしないで、外出はなるべく避け、室内をエアコンなどで涼しい環境にして過ごしてください。また、特別の場合以外は、運動は行わないことが重要です。
関東や東海では、5月並みや4月並みの所が多いでしょう。雨の影響も加わって空気がヒンヤリと感じられる一日です。
日本列島に、厳しい暑さと肌寒いくらいの涼しさが同居する7月のスタートになるでしょう。