5月のスタートは大気の状態不安定 広範囲で急な雷雨の恐れ
あさって(1日) 低気圧が遠ざかっても油断禁物
上空に寒気を伴った気圧の谷が接近するため、大気の状態が不安定になるでしょう。1日午後6時の発雷確率を見ると、北海道~山陰あたりまでやや高めの予想です。特に北陸や関東の内陸の一部で70%以上を示すオレンジのエリアも予想されています。
午後から天気急変の恐れ 山では雪の可能性も
また、東北南部や関東北部、長野、北陸の標高が高い山では、夕方から雪の降る可能性もあります。山のレジャーを予定されている方は、突然の雷雨だけではなく、寒さや雪に対する備えも必要です。状況次第で計画の変更も検討してください。
傘マークのない北海道や東海、近畿、中国地方などでもあさっての午後は急な雨に注意が必要です。
雷の近づくサインや対策は?
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。