台風1号と前線 来週の後半は太平洋側で雨量が増える
来週後半 小笠原諸島に接近か
まだ、予報円が比較的大きく、進路が定まっていませんが、小笠原諸島に近づく頃も、勢力があまり衰えない可能性があります。小笠原諸島では、大雨や暴風、高波への備えを早めに済ませた方がよさそうです。
前線活発化 本州の太平洋側も雨強まる
来週後半は、本州付近に停滞する前線に向かって、台風周辺の非常に湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発になる見込みです。このため、仮に台風が離れて進んだとしても、本州の太平洋側では雨量が多くなる可能性があります。
※上図の台風の位置や雨雲の予想などは、あくまで計算結果の一つで、まだ予報には幅があることにご留意ください。
災害に備えて
①暴風で電柱が倒れたり、電線が切れて夜間に停電になったりすることがあります。懐中電灯を準備し、点灯するか確認しておきましょう。
②断水になった場合に備えて、飲料水を確保するのはもちろん、浴槽に水を張るなど生活用水も確保しておきましょう。
③避難場所で、数日間、過ごすことを想定し、非常用持ち出し品の準備や、食料の確保をしておきましょう。
また、普段から、避難場所や避難経路を確認しておくのはもちろん、家族で、緊急の場合の連絡手段と、その方法を話し合い、落ち合う場所などを決めておくのも大切です。