新たな台風発生か フィリピンの東で熱帯低気圧が発達 今後の動きは?
4月に台風が2個発生なら8年ぶり
熱帯低気圧は午前9時現在、フィリピンの東でほとんど停滞しています。中心気圧は1004hPa、中心付近の最大風速は15メートルです。今後、5日先までの予報円をみても、ほとんど動きはないため、すぐに日本に影響を与えることはなさそうです。
台風の大雨 備えを万全に
1つめは、住んでいる場所(今いる場所)が、土砂災害が発生しやすいかどうか、確認することです。都道府県や国土交通省のホームページを見て、「土砂災害警戒区域」や「土砂災害危険個所」となっていれば、土砂災害の恐れがあります。ただ、土砂災害警戒区域でなくても、近くに「がけ」がある所は、注意が必要です。
2つめは、雨の情報を確認することです。パソコンやスマホで、雨雲レーダーを見ると、雨雲の様子を確認できますし、気象庁のホームページなどでは、「どれくらい雨が降ったか」という情報だけでなく、「土砂災害警戒情報」が発表されている所もわかります。土砂災害警戒情報が発表されたら、自治体からの避難指示の発令に特に注意しながら、安全な所へ避難してください。
来週の後半は台風1号や前線の影響で、太平洋側では雨量が多くなる可能性があります。熱帯低気圧の動きとともに、最新の情報をしっかり確認してください。