関東 3連休は梅雨空 急な強い雨に注意 蒸し暑さが続く 熱中症対策を
3連休は急な強い雨に注意
14日(日)も雨が降ったりやんだりで、傘が手放せないでしょう。朝は千葉県など、南部でザッと強く降る所がありそうです。また、夜は、栃木県や群馬県など北部の山沿いを中心に、雨の降り方が強まるでしょう。
15日(月:海の日)も、各地で梅雨空が続きます。午前中はいったん雨のやむ所が多いものの、午後は北部や内陸部を中心に雨が降り、雷を伴う所もあるでしょう。夜にかけて、急な強い雨や落雷にご注意ください。
なお、梅雨前線の位置によって、雨の降る範囲が大きく変わってしまいます。最新の雨雲の様子をこまめに確認するようにしてください。
最高気温は、3連休の期間中、30℃前後の所が多いでしょう。湿度が高く、蒸し暑くなりそうです。体の中に熱がこもらないよう、通気性の良い素材の服装を選ぶなど、暑さ対策をしっかりとなさってください。
連休明け、16日(火)以降も、湿った空気の影響で、曇りや雨の日が続くでしょう。連日の蒸し暑さで、体調を崩さないようにご注意ください。
湿度が高く、蒸し暑さが続く
18日(木)以降は、最高気温が33℃前後と、蒸し暑さがレベルアップ。東京都心や横浜、千葉、水戸では「危険」ランクになりそうです。曇りや雨でも、湿度が高いと熱中症の危険度が高まります。室内でも時間を決めてこまめに休憩や水分をとるなど、熱中症に十分ご注意ください。
熱中症の応急処置 ポイントは
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰に移動して、安静にしてください。
次に、衣服を緩めて体から熱を逃がし、体を冷やしましょう。冷やした水のペットボトル、氷枕や保冷剤などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やしたり、手のひらを冷やしたりすると、効果的に体温を下げることができます。保冷剤などがない場合は、皮膚に水をかけたり、うちわや扇風機で風をあてたりして、できるだけ早く体温を下げることが大切です。
そして、水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに医療機関を受診してください。