2週間天気 晴れても急な雷雨に注意 真夏日となる日も 熱中症対策を
1週目(13日~19日):16日にかけて不安定
14日(水)から16日(金)も、東北から近畿の広い範囲で雨が降るでしょう。大気の不安定な状態が続くため、落雷や突風、急な強い雨に注意が必要です。
17日(土)と18日(日)は、安定して晴れる所が多いでしょう。梅雨の晴れ間を有効にお使いください。19日(月)は、梅雨前線が北上するため、九州から関東では雨の降る所が多くなりそうです。
なお、19日(月)頃にかけて、梅雨前線が沖縄付近に停滞するため、沖縄や奄美では、断続的に雨が続き、大雨となる恐れがあります。最新の気象情報にご注意ください。
最高気温は、平年並みか平年より高い日が多い見込みです。東北から九州では、晴れる日は30℃くらいまで上がって、厳しい暑さとなる所もあるでしょう。北海道でも夏日(最高気温が25℃以上の日)となりそうです。
17日(土)と18日(日) 熱中症対策を
① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。
2週目(20日~25日):曇りや雨の日が続く
最高気温は平年並みの日が多い見込みです。曇りや雨でもムシムシするでしょう。湿度が高いと、汗が蒸発しにくく、体の中に熱がこもりやすくなるため、熱中症になることがあります。曇りや雨でも油断しないで、室内の気温や湿度を適切に保ちましょう。体調の管理とともに、食品の取り扱いにもご注意ください。