2週間天気 最強寒波 ピークは24日~25日頃 太平洋側の平地も大雪 水道凍結も
(前半) 24日(火)から26日(木)頃 広い範囲で大雪・暴風雪・低温に警戒
なお、太平洋側の平地でも大雪となるおそれがあり、京阪神や四国、九州南部など、普段はあまり雪の降らない地域でも積雪が予想されます。車でお出かけの際は、必ずスノータイヤを装着して、いつもより時間に余裕をもって、慎重な運転を心がけてください。
27日(金)は低気圧の影響で、広く雨や雪が降るでしょう。低気圧が通過した後は、冬型の気圧配置となり、28日(土)には再び強い寒気が流れ込む見込みです。30日(月)にかけて、北海道や東北、北陸から山陰にかけては、断続的に雪が降り、再び大雪となるおそれがあります。最新の気象情報に注意が必要です。
気温は平年より低く、25日(水)頃は、広い範囲で平年を大幅に下回りそうです。朝晩は厳しい冷え込みとなり、内陸部ではマイナス5℃以下になる所が多いため、水道の凍結に注意が必要です。昼間も今シーズン一番の寒さとなる所が多いでしょう。万全の寒さ対策でお過ごしください。
(後半) 太平洋側でも雪や雨
気温は平年並みの所が多いですが、日差しが少ないため、実際の気温より寒く感じられるかもしれません。服装をうまく調節して、体調を崩さないように気をつけてお過ごしください。
水道凍結を防ぐために 事前の対策は?
事前に、水道菅の中から、水を抜いておきましょう。水抜栓はいろいろな種類がありますので、あらかじめ使用方法を確認しておき、水抜栓の場所もチェックしておくと、水を抜く作業がスムーズです。
屋外で、むき出しになっている水道管やメーターを、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておきましょう。家の北側などで日の当たらない場所にあったり、風あたりの強い場所にある水道管は凍結しやすいので、ご注意ください。
それでも、もし、水道が凍結してしまった場合、凍結させたままにしておくと、水道菅の破裂につながることもあります。凍ってしまった部分にタオルや布などをかぶせて、その上からゆっくりとぬるま湯をかけてください。また、解氷のために、蛇口などに、直接、熱湯をかけることは危険です。お住まいの自治体に相談するか、水道業者へ修繕作業を依頼してください。
雪道 歩く時に注意が必要な所は?
1つめは、歩道橋の上や、橋の上です。地面と接していないので、地面からの熱が伝わりにくく、凍結しても溶けにくいのです。
2つめは、バスやタクシーの乗り降り場所です。人の乗り降りや、車のタイヤによって、雪が踏み固められると、凍結しやすくなります。
3つめは、横断歩道です。多くの人や車が通ることで、雪が踏み固められやすくなるだけではありません。特に、白線部分は、水が染み込みにくく、薄い氷の膜が出来やすいので、十分に注意してください。
4つめは、地下への出入り口や、建物への出入り口です。靴の底に付着していた雪が、出入り口付近に残っていることもあります。地下へ降りる時は、段差があるため、更に危険です。
いつもより時間に余裕をもって、足元に十分気をつけてお出かけください。