2週間天気 来週は強烈寒波 北日本は大雪に警戒 厳しい寒さ 水道凍結など注意
【前半】20日(金)から21日(土) 北海道で暴風雪のおそれ
20日(金)から21日(土)にかけて、強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まるでしょう。このため、北海道では局地的に雪の降り方が強まり、日本海側を中心に暴風雪となるおそれがあります。東北の日本海側や北陸から山陰でも雪や雨が降り、風が強まるでしょう。電線や樹木への着雪、吹雪による見通しの悪化など、交通機関への影響にご注意ください。
22日(日)から23日(月)は気圧の谷や湿った空気の影響を受ける見込みです。西から雨が降り出し、23日(月)は関東や東北の太平洋側でも雨が降るでしょう。次第に雪に変わる所もありそうです。
最高気温・最低気温ともに、20日(金)頃までは平年並みか平年より高い所が多いでしょう。ただ、21日(土)以降は、平年より低く、厳しい寒さとなりそうです。
24日(火)頃から強烈寒波 日本海側は大雪に警戒 凍える寒さに
26日(木)から29日(日)にかけて、日本海側は雪や雨の日が続くでしょう。太平洋側でも雨や雪の降る所がありそうです。
最高気温・最低気温ともに、平年並みか平年より低い日が多いでしょう。24日(火)から25日(水)頃は、各地で猛烈な寒さとなる見込みです。万全な寒さ対策をしてお過ごしください。
太平洋側でも積雪か 除雪・防寒グッズの用意を
① 融雪剤やスコップなど除雪用具の確認をしてください。直前に準備しようとすると、手に入らないこともあります。
② 電気やガスの暖房が使えなくなる可能性があります。カイロや湯たんぽ、灯油ストーブなど防寒グッズを用意しておきましょう。
③ 停電時にも情報が得られるように、電池式のラジオやモバイルバッテリーなどがあると安心です。
④ 低温で水道が凍結するおそれもあります。水道の凍結対策や飲料水の備蓄、生活用水用に浴槽に水をためておきましょう。
グッズの使用期限や消費期限は定期的に確認し、積雪に備えるようにしてください。
水道凍結を防ぐために 事前の対策は?
事前に、水道菅の中から、水を抜いておきましょう。水抜栓はいろいろな種類がありますので、あらかじめ使用方法を確認しておき、水抜栓の場所もチェックしておくと、水を抜く作業がスムーズです。
屋外で、むき出しになっている水道管やメーターを、発砲スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておきましょう。
それでも、もし、水道が凍結してしまった場合、凍結させたままにしておくと、水道菅の破裂につながることもありますし、解氷のために、蛇口などに、直接、お湯をかけたりするのも危険で、禁物です。必ず、お住まいの自治体に相談するか、水道業者へ修繕作業を依頼してください。