東北2週間天気 6月早々南部中心に大雨の恐れ 天気は周期変化 梅雨入りはいつ?
【前半】2日(金)から3日(土)は広く雨 東北南部中心に大雨の恐れも
31日(水)から6月1日(木)は移動性高気圧におおわれて、おおむね晴れる見込みです。昼頃をピークに紫外線が強まりますので、日焼け止めを塗って、帽子や日傘などで日差しを遮りましょう。
2日(金)から3日(土)は、前線が本州付近に停滞する予想です。前線に向かって台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となる見込みです。広い範囲で雨が降り、東北南部を中心に活発な雨雲がかかる恐れがあります。台風から離れていても雨の降り方に注意が必要です。
台風2号や前線の動き次第では、雨の降り方や強まる時間帯など変わる可能性があります。最新の予報をこまめに確認してください。
4日(日)から5日(月)は、東北南部を中心に雨が降りやすいでしょう。東北南部では2日(金)から断続的に雨が降り、長雨となる可能性があります。
大雨の備え(避難場所・避難経路の確認、非常用品の準備、側溝などの掃除)
① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。
いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。
【後半】晴れ間が出る日も 梅雨入りの気配は見えず
7日(水)は広い範囲で晴れて、北へ行くほど晴れる時間が長い見込みです。
8日(木)から9日(金)は東北南部ほど雲が多く、山沿いを中心に雨の降る可能性があります。
10日(土)は広く雨が降り、お出かけにはあいにくの天気でしょう。
11日(日)は天気が回復し、各地で晴れ間が期待できそうです。
最高気温は、平年並みか平年より高い所が多い予想です。南へ行くほど湿度が高く、日中は蒸し暑く感じられそうです。熱中症のリスクが高まりますので、のどが渇いたと感じる前に、こまめな水分補給を心がけましょう。
東北地方の梅雨入りはいつ?
梅雨入りした地域では平年より早い梅雨入りとなりましたが、東北地方の梅雨入りは平年並み(南部は6月12日頃、北部は6月15日頃)の見通しです。
※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、この梅雨入りの発表は速報値です。秋に再検討され、見直されることがあります。