厳しい暑さの北海道 しばらくは暑さの終わり見えず 熱中症や食中毒に厳重注意
今日(26日)の最高気温まとめ
また、札幌32.7℃、釧路28.9℃など、道内アメダス83地点で今年一番の暑さになり、室蘭は30.2℃と、今年初めての真夏日を観測しました。
釧路地方の釧路市中徹別では35.7℃まで上がり、1978年の統計開始以来、7月としては最も高い記録を6年ぶりに更新しました。また、昨日、1978年の統計開始以来7月の1位となる32.8℃を記録した釧路地方の厚岸町太田では、今日は33.2℃を観測し、7月の記録をさらに更新しました。
今後の気温 厳しい暑さは続く

また、予想最高気温も高めで、内陸を中心に30℃前後まで上がる日が多く、全道的に厳しい暑さが続きそうです。帯広では35℃の予想など、道東の内陸では明日以降も猛暑日となる可能性があります。暖かく湿った空気が流れ込みやすい影響で、カラっとした暑さというよりは、湿度が高めで蒸し暑く感じる日が多くなるでしょう。
暑さの終わりがなかなか見えず 万全な体調管理を

気温が高いと熱中症になりやすいというのはもちろんですが、加えて湿度が高いと、汗が蒸発しにくく、体に熱がこもりやすいという特徴があります。
こまめな水分補給などの対策に加え、特に湿度の高い日は空気の通り道を作れるようにゆとりのある衣服を選んだり、吸湿性や速乾性に優れた素材を選ぶと良いでしょう。
暑さの終わりがなかなか見えず、体力も気力も削られてしまいますが、暑さ対策をしっかり行うことで、体調管理に注意しながら過ごしましょう。