寒波による「道路影響予測」 大雪のピークは18日頃と20日頃 平地で積雪急増も
冬型の気圧配置は21日頃まで続く 特に雪が強まるのは18日頃と20日頃
18日朝には、上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の寒気が、本州の南まで流れ込む見込みです。平地で降水があると雪になる目安の寒気です。雪雲を発達させるのは、さらに上空の寒気です。18日は上空5500メートル付近でマイナス36℃以下の寒気が、東北付近まで流れ込むでしょう。平地で大雪の目安の寒気です。北海道から中国地方の日本海側を中心に雪が降り続き、降り方が強まることがあるでしょう。特に夜は、東北の日本海側や北陸付近で、平地でも一気に積雪が増える可能性があります。季節風が吹き、ふぶくこともあるでしょう。雪雲は東北や近畿などで、太平洋側にも流れ込む見込みです。九州でも山沿いで雪が降ることがあるでしょう。北海道や東北北部付近では19日にかけて、平地に発達した雪雲がかかることも考えられます。
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
① 防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
② 飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
③ ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
④ 軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。