北海道~和歌山県に津波警報 高台へ避難継続を 避難中の熱中症警戒 今年初40℃か
北海道~和歌山県に津波警報 東北や関東、四国の沖合で津波観測も
津波の観測されているエリアは時間が経つごとに広がり、これからくる津波の方が高くなる恐れがあります。このあとも決して油断せず、安全な高台で避難を続けてください。
「津波警報」 とるべき行動は
① 車での避難はやめて、徒歩で避難しましょう。
② 沿岸部や川沿いにいる場合は、すぐに離れましょう。
③ 高台など、安全な所へ、急いで避難しましょう。
④ もし、高台まで移動するのが無理なら、津波避難ビルなどへ避難しましょう。
津波は、一度だけではなく、繰り返し襲ってきますし、第1波より、第2波や第3波の方が、高い場合もあります。警報が解除されるまで、安全な場所から離れないでください。
避難中の熱中症にも厳重警戒 今年初40℃到達か
午後1時20分までの最高気温は、兵庫県西脇市で39.7℃、京都市で39.0℃と体温を大幅に超える猛烈な暑さです。今年初めての40.0℃以上がこのあと観測されるかもしれません。※先ほど、午後1時47分、京都府福知山市で40.6℃を観測し、今年全国で初めての40℃以上を記録しました。
東京都心は34.8℃と猛暑日に迫り、50センチの津波が観測されている宮城県石巻市は29.0℃と30℃に届いていないものの、じっと屋外で避難を続けるには厳しい暑さです。
各地で午後も猛暑が予想され、日が沈んでもなかなか気温が下がりにくいでしょう。
このあとも津波の避難の継続が欠かせませんが、できるだけ涼しく水分補給はこまめに行うなど、熱中症対策も怠らないでください。
熱中症の応急処置
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。