能登半島地震の発生から約2週間 地震活動続く中 昨日は北海道で震度4の地震
令和6年能登半島地震 震度5弱以上は16回
一連の令和6年能登半島地震で、今日14日13時までに震度4以上の地震は50回を超えており、そのうち震度5弱以上は16回観測しています。
そんな中、昨日13日15時56分頃、釧路地方北部を震源とするマグニチュード3.9、震源の深さ約10キロと推定される地震が発生し、北海道弟子屈町で最大震度4を観測。また、今日14日12時24分頃、秋田県内陸北部を震源とするマグニチュード4.1、震源の深さ約10キロと推定される地震が発生し、秋田県鹿角市で最大震度3を観測しました。
日本海側は天気下り坂 北陸は夜遅くから雨 15日~16日は荒天に警戒
明日15日~16日は、強い寒気の影響で、北日本の日本海側や北陸では雪が降り続き大雪の恐れがあります。北よりの風が強まり、猛吹雪の所もあるでしょう。
17日(火)12時までの72時間予想積算降雪量は、北陸や東北、北海道では80センチ以上の赤い所が多く、新潟県の標高の高い地域を中心に100センチ以上のピンクの所も見られます。
能登地方もオレンジ色の30~50センチの雪が降る予想となっていて、元日の地震後、一番の大雪となりそうです。地震により家屋など被害を受けている建物は、雪が積もると倒壊の恐れがあるため、一層の警戒が必要です。
地震活動に引き続き注意
1月1日に発生したマグニチュード7.6の地震と同程度の地震が発生する可能性は、地震発生当初に比べ低くなりましたが、地震活動は依然として活発な状態が継続しています。今後1か月程度、最大震度5強程度以上の地震に注意してください。
なお、昨年12月までと比べて地震活動の範囲は広がっており、従来より広範囲で強い揺れを観測しています。また、海底で規模の大きな地震が発生した場合、津波に注意する必要があります。