きょうは「霜降」 気温日較差大きく 紅葉見頃エリア広がる あすは急な雨や雷雨注意
きょう24日 朝と日中の気温差大きく
けさは、北海道や東北を中心にこの秋一番の冷え込みとなり、旭川市では「初霜」が観測されました。平年より15日遅く、昨年より11日遅い観測となりました。
富士山を除く全国のアメダス地点の中で、最も気温が下がったのは、北海道陸別町でマイナス4.1℃でした。旭川市ではマイナス0.4℃、岩手県区界高原ではマイナス2.3℃まで下がるなど、北日本の内陸部や標高の高い所では、凍てつくような冷え込みとなりました。
日中は全国的に晴れて、秋らしい陽気となっています。
午後1時までの最高気温は、関東から九州にかけて23℃前後まで上がり、気温差がかなり大きくなっている所も。
茨城県大子町では、最低気温は6.6℃まで下がりましたが、午後1時までの最高気温は23.6℃と、朝から17℃も気温が上がりました。熊本県阿蘇市乙姫では最低気温は2.5℃でしたが、日中は20℃を超えて18℃近く気温が上がっています。
夕方、日が暮れると気温が急に下がってきますので、再び上着や羽織るものが必要になるでしょう。
あす25日 北日本の冷え込み和らぐ 晴れても急な雨や雷雨に注意
日中はこの時期としては気温が高めの所が多く、九州から関東は23℃から25℃くらい、北陸や東北は21℃くらい、北海道は20℃近くまで上がる所が多い見込みです。
朝冷えるところも、昼間は気温が上がり、上着いらずの陽気になる所も多くなるでしょう。引き続き、朝晩は上着が欠かせないため、調節しやすい服装でお出かけください。
また、あす25日は、上空に流れ込む寒気の影響で、西日本や東日本を中心に、晴れていても突然の雨や雷雨に注意が必要です。
紅葉見頃マップ 関東甲信も見頃エリア広がる
北海道は道東や道南で見頃となっています。東北では、秋田県や岩手県で見頃のエリアが増え、宮城県でも色づきはじめとなっています。関東甲信も群馬県の赤城山や長野県の上高地など、見頃のスポットが増えてきました。
紅葉が見頃になってきた内陸部ほど、朝晩と日中の気温差が大きい季節になってきました。
紅葉狩りは、しっかり防寒具を用意してお出かけください。また、あす25日は突然の雨や雷雨の可能性があるため、空の変化に十分ご注意ください。