大月や所沢で気温38℃台 今年全国初の38℃以上 関東甲信は今年一番の暑さ続々
気温38℃以上は今年初めての観測
そのほか14時までの最高気温は、東京都練馬区37.8℃、埼玉県越谷市37.6℃、群馬県桐生市や埼玉県さいたま市37.5℃など、関東甲信では体温並みの暑さとなっている所があり、軒並み今年これまでで一番の暑さを更新しています。東京都心は午前中に35℃を超え、14時までの最高気温は36.5℃と、今年初めて猛暑日となりました。
日が暮れても気温高い あすの朝にかけて熱帯夜も
なお、あす11日の日中は、きょうほどではないものの、35℃以上の猛暑日の続く所が多いでしょう。体にこたえる暑さが続きますので、熱中症対策を万全にしてお過ごしください。
熱中症を予防するには
① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。