12日の最高気温 九州・中国地方で「真夏日」続出 北海道は那覇より暑い所も
12日月曜15時までの最高気温
15時までの最高気温を見ますと、全国1位は、福岡県久留米市と大分県日田市で、共に31.7℃。佐賀市では31.0℃と、今年1番の暑さでした。
さらに、北海道でも暑くなりました。北海道斜里町では29.5℃と、29.4℃の那覇市よりも気温が高くなりました。函館市では24.9℃と「夏日(最高気温25℃以上)」に迫るくらい、稚内市では22.1℃と、共に今年1番高い気温を観測しました。
一方、四国~東北では、曇りや雨で、気温の上がり方が鈍くなりました。東京都心では22.5℃と5月上旬並み、名古屋市は23.6℃と5月上旬並み、大阪市では24.8℃と5月中旬並みでした。ただ、湿度が高かったので、ジメジメと感じられた方もいらっしゃったと思います。
13日火曜 暑さがレベルアップ
仙台市は26℃と、7月中旬並みの暑さになりそうです。東京都心は29℃と、3日ぶりの「夏日(最高気温25℃以上)」でしょう。名古屋市は30℃、大阪市は28℃まで上がる予想です。
急に暑くなるだけでなく、湿度も高いので、熱中症にかかりやすくなりそうです。無理をしないで、適度にエアコンを使う、喉の渇きを感じる前から水分補給をするなど、意識的に、熱中症対策を心がけてください。
熱中症の応急処置
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。