すでに九州・中国地方で真夏日 熱中症は警戒レベル 北も夏日で札幌は東京より暑い
午前中から気温がグングン上昇 すでに「真夏日」も
一方、九州・中国地方、そして北海道では、日差しが降り注いで、昼前なのに、気温がグングン上がっています。
11時30分までの最高気温の全国1位は、長崎県西海市と沖縄県うるま市で30.6℃。また、福岡県久留米市・島根県出雲市で30.3℃、佐賀県白石町30.2℃など、九州や中国地方でも、すでに所々で「真夏日(最高気温30℃以上)」になっています。
また、函館市では24.9℃と今年1番の暑さになっていて、北海道南部の江差町では25.3℃と、「夏日(最高気温25℃以上)」になっています。札幌市では24.8℃と、21.8℃の東京都心よりも暑くなりました。
12日月曜 熱中症情報 「厳重警戒」や「警戒」レベルも
熱中症情報を見ますと、那覇市は一番上の「厳重警戒」、鹿児島市・福岡市・広島市は「警戒」レベルです。
まだ、夏本番ではないから、と油断しないで、熱中症対策を心がけてください。
あると便利 熱中症対策グッズ
① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。